2019年度 総合事業計画

青少年エンカレッジ委員会 基本方針

委員長 井手 賢二郎

子どもたちを取り巻く環境が大きく変化している現在、地域では未来を担う子どもたちの健やかな成長を願って自然や人とのふれあいを通じた青少年育成の取り組みが行われていますが、心の成長が伴わなければ解決できない課題は存在しています。我々は地域を先導し、これまでの運動で培った経験やつながりを活かして市民と一体となって子どもたちの人間性や協調性を育み、心と体の調和がとれた健全な成長を促していくことが必要です。

まずは、鹿島青年会議所の一人ひとりが青少年育成の重要性を理解するために、子どもたちを取り巻く現状や課題解決に向けて進むべき方途を学ぶ機会を設けることで、地域の未来を担う責任世代としての自覚を深めます。そして、我々が行う青少年育成事業の効果をより高めるために、行政や企業と連携して情報収集や意見交換する機会を設けることで、地域が一丸となって行う青少年育成の基盤を整えます。さらに、子どもたちが心の成長を遂げて豊かな人間性を育むために、道徳心を中心とした他を慮る心を学ぶ事業を実施することで、利他の精神を基調として他者を思いやることのできる人材を育成します。また、子どもたちが利他の精神を勇気や決断力を以て体現できるようになるために、地域資源を活かし挑戦の機会を設けることで、子どもたちが自らの成長を生活の中で自発的に行動に移すことのできる人材へ昇華します。そして、地域に対して青少年育成が持続的発展の要であることを定着させるために、事業の過程で子どもたちが残した軌跡を市民の皆様に発信することで、地域へ賛同の輪は拡がり青少年育成が地域の未来を創る根幹となります。

鹿島青年会議所一人ひとりの地域の未来に対するあふれる情熱が、青少年育成事業を通じて多くの市民の皆様に浸透し、心と体の調和のとれた子どもたちが増えていくことにより、持続的且つ長期的な発展に希望を見出すことのできる明るい豊かな鹿島を創造します。

【事業計画】

  1. 心と体が調和した青少年育成
  2. 出向の推進並びに各種大会への参加推進
  3. 戮力協心で取り組む会員拡大
  4. 忘年会並びに卒業生を送る会
  5. 継続事業への参画

進取果敢育成委員会 基本方針

委員長 松尾 壮一郎

近年、鹿島青年会議所は長年の活動や運動で培ってきた貴重な経験をもった会員の卒業が目前に迫り、何事にも前向きな姿勢で組織を牽引していくリーダーの減少が危惧される一方で、入会歴が3年未満の可能性を秘めた若い同志が増えてきています。この転換期を好機と捉え、変化し続ける社会に即した運動を展開していくべく、柔軟な思考をもち、どんな困難にも挑み続けることができる未来を切り拓くリーダーを育成する必要があります。

まずは、会員がJCの魅力や存在意義に対して理解を深めるために、日本JC公認プログラムを使った研修を行い、組織としての目的や方向性を共有できる場を設けることで、JC運動に対する自覚とJAYCEEとしての責任感を高めます。そして、会員がこれからの組織を牽引するリーダーと成っていく足掛かりとするために、自己実現に向けた目的・目標を具体化する研修を行うことで、計画性をもって目標を達成できる人材へと成長を促します。さらに、会員一人ひとりが長期的な目的に向かって果敢に挑戦し続けることができる人材へと成長するために、掲げた目標に向けて行ってきた取り組みや気づきを振り返る機会を創出し、会員同士で互いの成長を共有し合うことで、目的意識をもった個の力から組織全体のJC運動の推進力向上へとつなげます。また、会員が新たなビジネスの可能性へとつなげていく柔軟な思考をもった人材となるために、日々の社会生活で得た知識や学びを互いに提供し合い、ビジネスの視点から成長の機会を設けることで、青年経済人として企業や地域の発展に貢献できる視野の広さと組織の更なる団結力の向上を図ります。

一連の事業を通して鹿島青年会議所の会員一人ひとりが何事にも果敢に挑戦する気持ちをもち、あらゆる運動に対して明確な目的意識をもつことができるJAYCEEへ成長し、これからの時代に必要とされる能動的な人材と実践的組織の確固たる基盤を構築します。

【事業計画】

  1. 未来を切り拓くリーダー育成
  2. 出向の推進並びに各種大会への参加推進
  3. 戮力協心で取り組む会員拡大
  4. 忘年会並びに卒業生を送る会

2018年度総合事業計画