2020年度 総合事業計画

飽くなき挑戦委員会 基本方針

委員長  吉牟田 晋悟

人口構造や産業構造は変化を続けており、将来の見通しが立ちにくい状況にありますが、事実として10年先、20年先は今を生きている青少年たちが中核世代として社会のかじ取りをしていく必要に迫られます。そのような状況の中で未来をより良いものとしていくためには、青少年たちに人との関わり合いの中で課題を乗り越える力と、その原動力となる自信やたくましさを育む機会を我々地域に住まう責任世代が提供する必要があります。

まずは、効果的な事業の土台を築くために、我々と青少年たちとの間で対話の機会を設け交流を行うことで、人柄や考えに触れ互いの距離を縮めていく一助とします。そして、青少年たちの自信を育むために、日常とは一線を画した好奇心を刺激することの出来る課題解決型の事業を実施することで、未だ経験したことのない事柄に対しても決して臆することなく立ち向かい乗り越えることができる力を醸成します。さらに、青少年たちの協調性や他者のことを思い助け合う精神を育むために、学年や学校の異なるグループを作り、そのグループで協力し合いながら一つのことを成し遂げる事業を実施することで、人とのつながりを活かして仲間とともに団結し課題を解決していく力を養います。また、青少年たちが苦しい現状に直面しても諦めることのないポジティブな思考を身につけるために、青少年たちにどんな自分になっていくのか、そのために何をすればいいのか、最終的に何をやり遂げたいのかを考えて周りの人に発表する機会を提供することで、自身の未来の目標を明確にし、問題に直面した際に諦めることなく解決策を模索する姿勢を育みます。

我々が行う一連の運動を通して、青少年たちに今後いかなる困難な課題が立ちはだかろうとも、身につけることができた自信とたくましさを原動力として、仲間と協調し助け合いながら飽くなき挑戦を続け乗り越えていき、より良い社会の実現に寄与します。

【事業計画】

  1. 青少年育成事業
  2. 会員拡大の推進
  3. 対外への広報活動
  4. 継続事業への参画(鹿島ガタリンピック)

未来のまちづくり委員会 基本方針

委員長  中尾 将之

私たちの故郷鹿島は佐賀県南部の主要都市として栄え、豊かな自然や先達が作り上げた歴史、伝統、文化の恩恵を享受し、市民は豊かな環境で生活を送ることができていますが、人口減少をはじめとする多くの不可避的な社会的課題を抱えています。今後、持続可能なまちを次代へと継承し続けていくことは我々だけで成しえるものではなく、団体や行政にとどまらず、市民の参画意識を醸成し協働したまちづくりを推進していく必要があります。

まずは、我々が地域の魅力や強み、特色に対して理解を深め潜在的に地域の抱える課題を掘り起こすために、例会の時間を用いて講師を招いた勉強会とディスカッションを行い、我々が展開する運動に説得力を持たせ共感しやすいものとする足掛かりとします。そして、地域の強みや課題を共有し、協働して行うまちづくり事業を展開する起点とするために、行政や他団体を交えたまちづくりに関わる人々のつながりを強固なものとする交流の機会を創出することで、団体の垣根を越えて地域のために協力しあう機運を高めます。さらに、行政や他団体に所属する会員一人ひとりが、組織の枠組みを超えてそれぞれが行うまちづくりの取り組みに参加できる関係性を構築するために、定期的な情報交換を行い個人間の交流を推進することで、まちづくりへの意識を高め運動を広く伝播していく土台とします。また、市民に自分たちのまちは自らの手でより良くできることを意識づけるために、各種団体と協働し、それぞれの強みや特性を活かしてまちづくりの魅力を発信する事業を行い、鹿島に住み暮らす市民全員が力を合わせて継続的にまちを元気にする原動力とします。

地域の課題解決に対してまちづくりを担う諸団体との協働した行動が、市民一人ひとりの地域に対する主体的な意識を湧き立たせ、地域の潜在的な魅力に気付き、熱意やおもしろさを持って広く発信することにつながり、地域の持続的な発展に寄与して参ります。

【事業計画】

  1. 市民参画意識向上事業
  2. 会員拡大の推進
  3. 対外への広報活動
  4. 継続事業への参画(鹿島おどり)

2019年度総合事業計画